2020/10/25

・今朝は9時に起きた。昨日は2時3時くらいに寝たので妥当なところだろうと思っていたのだが、16時から19時にかけて寝てしまった。時間で勘定すると寝すぎのような気もするが、気分としては丁度のように感じている。睡眠時間がずれたとすれば、今夜は遅くまで眠れないかも知れない。

・ジョギングに行こうと思ったのだが、1,2km走ったところで腹痛を催した。最近少し腹が張る。運動で腹が刺激されたのだと思っておく。用を足したら、走り回る元気こそないがそこそこ落ち着いたので、その後は散歩することにした。久々に市民公園の方面へ向かうと、新しいカフェーが出来ていたり、小規模な見物無料の演奏イベントがあったりする。えらく立派な凧が上がっていたりする。普通に感心して見物してしまった。自分の街なのに気分は観光者だ。
工事をしている箇所もあった。遊歩道か何かを作る計画だという。ここの風景も変わるのだろう。脇には鮮やかな完成予想図の描かれたプレートがあって、そこには大勢の人が描かれている。なんとも楽観的だ。
工事現場というものを見ると、新しい何かが作られていくわくわく感と、古いものが古いままに放置されないことへの安心感を感じるが、同時に昔の景色は失われるのだという一抹の喪失感もある。その景色に思い出があるかどうかに関わらずだ。移り行く街の趣きもGitで管理出来たらいいのにと思う。
歩きにしてもそれなりの距離を歩き回ったので足が疲れた。昨日は5,6km走ったことだし、運動不足の自分にはこの程度でも回復期間を入れた方がいいのかもしれない。超回復と言うと筋トレの関係でよく聞くが、有酸素運動でも超回復という概念はあるのだろうか。調べてもあまり出てこない。自分は脂肪を燃やしたい訳でも筋肉を付けたいのでもなく基礎体力を養いたくて運動しているのだが、方針は合っているのだろうか。

・みちひろさんの「かもめいど」を読んでいた。この人は年単位でああいう漫画をコンスタントに描き続けているから本当に頭が下がる。今回も癒されていた。髪がぶんぶん回ったり、驚いてカチューシャが飛んだり、絵柄もそうだが、そういうちょっと古典的な部分に安心感を感じる。それでいてノリは柔らかくかつ小気味好いので、古臭さがない。ずっと読んでいたいと思う。

・ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」を読み進めた。ウサギの家ででかくなってしまうところまで。
場面転換がひょいひょいと起こる。同じはずの部屋の中の様子が何の気なしにぽんぽんと変わる。夢の中にいる時のようだと思う。そしてそれは自覚的に書かれている。こういう奔放な世界観は矛盾を無くすことに憑りつかれるとなかなか作れない。
物語は全くでたらめだと何が起きても驚かなくなってしまう。(作中のアリスのように!)しかし奔放でシュールな世界観でも、分かりやすいオブジェクトに物語の動きが紐づいていれば、何が起こるんだろうというワンダーがある。
例えばぷよm@sなどのように、全く縛られたルール内で凄まじい完成度を見せる作品には練り上げられた数式のような美しさがあるが、こういうタイプの夢の世界のようなゆらゆらした物語には発想を解放してくれるようなまた別種の楽しさがある。

・本屋でぱらぱらとめくって面白そうだったので桜井のりお「みつどもえ」を買った。僕ヤバの人とは同一人物らしい。そっちはTwitterで流れてくる以上を読んだことがないが。
内容はドタバタギャグだ。下ネタも多い。面白い。面白いのだが、最近すこしづつその系統のギャグを頭が受け付けなくなってきてしまった。つまらないとか、嫌いとかではないし、笑えるには笑えるのだが、少し読み進めると疲れてしまう。自分が疲れているからなのだろうか。
なんと形容するべきか、人間と人間がぶつかりあっていて、どのキャラの人間性も物語もそれを前提として動いていると、ギャグとしては読み進めるに疲れてしまう。(シリアスなら問題ないのだが。)設定や、切り取られたワンシーンワンシーンは魅力的だし楽しいので、少しずつ読み進めることになる。思えば自分はらんま1/2もそれに近い読み進め方をしていた気がする。
世の中にはけものフレンズのぺパプ予告を受け付けない人も居るという。多分この性向を極限まで加速させるとそういう境地になるのだと思う。

・唐突に始めたこの日報は10日ほど続いている。割と続いている。今までTwitterに空費していた体力を割り振ったのだからそこまで苦でない。制限を受けなければ文章を書くのはとても楽しい。
ただ、空想に割り振っていたエネルギーもややこちらに移っている気がする。文を書くのにそこそこ飽きが来たら、もう少し一日の文章量を減らして別のことに力を割り振りたい。何事も楽しむのが一番だから、楽しいことにわざわざ制限をかけるのは得策でない。

・寝る前に/writingを更新した。日報に書いた文章の中にもこっちに書いた方が良かったかもしれないものは多い気がするが、あんまり深く考える気が起きない。

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